自閉症息子の発達記録②

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前回の自閉症息子の発達記録①では、下記発達表の①~③まで軽く触れたので
今回は④~⑥までの記録を綴ろうと思います。
どうぞよろしくお願いします。

順番内容年齢判明した理由
食物アレルギー(たまご)1才離乳食での蕁麻疹
包茎1才半1才半検診
外斜視3才3才児検診
筋緊張低下症(低緊張)5才障がい福祉センターでの診察
高機能自閉症(ASD)6才同上
睡眠障害7才小児精神科での診察

息子、れん君は1才児クラスから娘なーちゃんと同じ保育園に通っていました。
2学年差ということもあり、私も保育園や先生にも慣れて毎日沢山の先生方とお話しできる環境でした。2人が通っていた保育園は、園児300人規模の比較的大きな保育園でした。

れん君の入園当初はまだハイハイだけの状態だったれん君にも優しく接してくれていましたが、進級直前に、担任の先生から、
「全然独歩ができるようにならないし、発語もほとんどないから、途中から0才児クラスに編入させようかって話があがってたんですけど、進級間際にいろいろできるようになって安心しましたー」と言われて衝撃を受けました。早生まれとはいえ、学年落とすことあるんかーい!とびっくり。
まぁ、びっくりはしつつも、その時点では発語もあり、独歩もできるようになっていたので、
”あーびっくりした”という感想で終わっています。

そんなこんなで無事に2才児クラスへ。
その時が姉なーちゃんの病院通いが一番忙しく、また、私の勤務形態も土日休み(祝日は出勤)という状況だったので、祝日がある場合は祝日を休む代わりに土曜に出勤し、
また、病気等不測の事態の為に、定期健診など体調不良以外の通院で休む場合も土曜日に振り替えて出勤していて、なーちゃんの病院の日はれん君は保育園に預けいていたので、れん君は1カ月のうち週6日保育園へ預けいていた月もありました。。。
ですが、この頃のれん君は一人歩きはできるようにはなりましたが、抱っこ大好き甘えん坊だったので、抱っこさえしていれば大人しい子だったので、特に何も気にすることなくすごしていました。

特に何事もなく2才児クラスから3才児クラス(年少さん)へ進級しました。
が、ここから以上児さんとしての集団活動がスタートし、先生たちが手を焼き始めます;;

はじめはそれとなく「今日の〇〇の活動にはなかなか参加できませんでしたー」でしたが、どんどん、”できなかったこと”の報告が増える日々でここからだんだん私の気持ちが不安定になっていきます。
ですが同じくらい、「れん君は今日〇〇してくれて可愛かったです」等、先生たちから愛させてる子だという実感もあったので、先生たちが優しいからわがまましちゃうのかな、、と思っていました。

が、ついに、年少児の秋、運動会の練習に全然参加できない・クリスマス会の練習にも参加できないということで、担任の先生から、「保育園に定期的に来てくれる発達センターの方にれん君の保育園での様子を見てもらってもいいですか?」と言われます。

その場ではあまり意味がわからず、とりあえず了承して帰りましたが、その意味は「発達障害の可能性があるから専門家に見てもらってもいいか」ということだと帰ってから気付き、家で一人で泣きました。

「発達センター」で検索すると、今まで考えてもいなかった”発達障害”という文字が出てきます。
一度も考えたことがなかったのでショックや不安で頭も心もいっぱいになり、その日は家事育児をいつも通りできたのかもわかりません。頭を鈍器で殴られた感覚、胸を締め付けられる、というのはこういう事かと思いました。
今でも、その日の保育園でのシチュエーションははっきりと覚えています。

そして発達センターの人が見に来た運命の日のお迎え時、「今のところはっきりとは言えない」との見解だったと聞かされます。が、もちろん素直に喜べるわけもなく。
ただ、その時は長女なーちゃんの保育園卒業の時期で、仲良しのママ友と「卒園プロジェクト」という係?ボランティアの活動をしており、卒園に向けて色々な準備をしていたり、それと同時にその年の保護者会役員でもあったのでそちらの活動もあったりと、仕事以外でも忙しく、あまりれん君の発達のことばかり気にかけている状況でもなかったので(一応判別できないグレー判定だったし)忙しくなーちゃんの卒園入学を乗り切りました。

なーちゃんが入学してやっと落ち着いてきて、れん君も年中さんに進級していました。
担任の先生はれん君をとっても可愛がってくれていた2才児の時の担任のベテラン先生でした。
年少さんの時から集団活動への不参加や、思い通りにいかない場合の癇癪は年中さんになっても続いていましたが、担任の先生、副担任の先生からの愛情はしっかり感じてすごしていました。

が、2年前はあんなに可愛がってくれていた先生からのお迎え時のお話がどんどん暗い報告になっていったのです。
「今日はずっと床でゴロゴロしていました。」「注意すると癇癪がひどく治まるのに時間がかかります。」
「機嫌が悪くなると叫んでカーテンをつかみ激しく揺らします。」「同年代の子に興味がないようでずっと大人のそばにいます。」「お昼寝の時間が嫌いで寝つきが悪く、勝手におしゃべりしたり立ち歩きをします。」などなど、帰り道が憂鬱になる問題行動のオンパレードでした。


最後の、お昼寝の時間に寝られない に関しては、後ほど判明する”睡眠障害” が原因だと卒園後に分かったので、もっと早く分かっていればれん君にとっても、保育園の先生にとってももう少し何かいい方法があったのではないかと後悔しています。
思ったより長くなってしまったので、次回自閉症息子の発達記録③にて、やっと発達センターに連絡、その後の流れを綴りたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございます。

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